【撮影用語】アイリス
こんにちは、アマノビデオ企画へようこそ!
今回は、撮影用語の【アイリス】について解説します。
「アイリス」で検索すると、非常にたくさんの情報が表示されます。花の”アヤメ”、ギリシャ神話の女神の名前、目の”虹彩”……。美しい語感であるため、お店の名前や作品のタイトルにもよく使われているようですね。
撮影用語でいう【アイリス】は、カメラのレンズに付属する”絞り”のことで、カメラが取り込む光を調節する機能を備えています。その機能から、名前は虹彩に由来します。
虹彩と同じように、アイリスを開いたり閉じたりすることで、明るさを調節するのです。
アイリスの操作をきちんとしないと、暗くなったり明るくなりすぎたりと、ヒサンな作品に仕上がってしまうかも!?
撮影後は修正できないので、気を使う部分です。
ビデオカメラの明るさは、アイリスだけではなく、他にもゲインとシャッタースピードの要素の組み合わせで決まります。
ちなみに、家庭用のカメラでは絞りで明るさを調節する機能と、電気で映像を明るくする機能が一体化していることが多いのですが、業務用カメラではきちんと分かれています。
電気的に明るさを調整すること(カメラの感度上げたり下げたりすること)を「ゲイン調整」と言います、アイリス調整だけでは明るく撮影できない暗所では、ゲインを上げて撮影すると明るく撮影することができます。
その反面上げすぎると粒子がざらつき、砂嵐のような画になってしまいます。これがしっかり設定できないと非常に残念な映像となってしまうのです。
家庭用ビデオカメラで撮影しても照明が上手く撮れないのは、この機能が不十分だからだと言えますね。
アマノビデオ企画では、巧みな【アイリス】の操作で、くっきり美しい映像を記録します!